レビュー
まお

まお

5 years ago

4.0


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告発

映画 ・ 1995

平均 3.7

罪を犯したということ、閉鎖空間であることなどから囚人の人権は軽視され侵されがちな構造にあると思うけど、そこに楔を打ち込もうとすることの重大さを、同じ弁護士の恩ある兄や美人な彼女との人間関係へのインパクトも織り交ぜながら描いた映画。正義感と相性のいい若さの力を描いているという捉え方もできると思う。 映画の社会的意味を探りたくなる性分なので本作がそのままのノンフィクションではないことについてはテイクノート。 囚人に限らず権力の下にいる者を一方的に虐げるようなやり方では真の解決にはならない、ということはこのような映画の貢献などあり広く合意形成されてきているように思うけど、なぜ真の解決にならないと分かっていてもそのようなことが起きてしまうのか、に始まる議論はまだまだ議論不十分のように思う。そう思うのは自分自身が考えきれていないということが大きいんだろうけど。