前回のCFに比べ、かなり緻密に作り考え込まれた6作品だったと思います。特に、「アエイオウ」に関しては、周りの若い女の子が「全然意味がわかんない」と話していたのが聞こえました。恐らく、サラッと見るだけでは理解に苦しみます。逆に言うと、深くのめり込めばのめり込むほど、打ちのめされる濃い内容でした。 全作のCFは全ての作品が「前を向いて未来に向かって。」そんなポジティヴな内容でしたが、今回のウタモノガタリ6作品は「過去にすがる」すがるという言い方は少し好ましくないですが、主人公一人一人が過去に何かトラウマを抱えている。少しネガティヴな作品でした。 そして全てにおいてメッセージ性の強い作品だと思います。是非、老若男女問わず、LDHのアーティストを知らない方にも観て欲しいものです。