レビュー
Schindler's Memo

Schindler's Memo

5 years ago

1.0


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セーラー服と機関銃 卒業

映画 ・ 2016

平均 2.7

こりゃダメだろう。 リメイクの意味合いが強いと思うのだが、だとしたら薬師丸主演、相米監督の旧作をある程度意識しないと観客は納得しないだろう。 確かに「カ・イ・カ・ン」の台詞とか、エンドロールのテーマソングでオマージュ的な色付けをしてはいるが、往年の角川映画フリークとしては、次の二点がどうしてもいただけないし、許せない。甚だ自己中心的なレビューで申し訳ないが、そうなのだ。 まず、星泉のキャスティングである。正直、小学生の女の子にしか見えない。 「セーラー服」というワードが日本映画でどのような位置づけで、はたまたそれからどのように世界に派生していったのかという歴史を解っていないと思う。(最も顕著な例が「キル・ビル」、「エンジェル・ウォーズ」であろう。) 第二は、星泉のキャラである。始めからヤクザ相手に啖呵を切るキャラでは無いのだ。 女子高生が切羽詰ったシチュエーションで「言ってしまう」台詞が、結果的に啖呵になるのだ。このいじらしさや、ユーモアがまるで無いところには、変な悪寒を感じてしまった。 ラストの口紅とハイヒールが空しい。これに尽きる。