レビュー
Schindler's Memo

Schindler's Memo

6 years ago

4.0


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SUPER 8/スーパーエイト

映画 ・ 2011

平均 3.0

映画小僧が自身の少年時代を投影したものであり、冒険譚であり、初恋モノであり、父と息子の家族モノであり、そして何よりモンスター・パニックでもあるという、かなりゴージャスに製作したサービス満点のハリウッド映画だ。 そして、プロデューサーでもあるスピルバーグへの、なりふり構わないオマージュでもあると思う。つまりは、「未知との遭遇」であり、「ジョーズ」であり、「ET」であるのだ。 主役の子役二人は、素晴らしい演技で完璧。ワキの子役3人もそれぞれ良い味で、既に高レベルのコメディアンのようだ。荒唐無稽なストーリーも、圧倒的な映像で最後まで見せ尽くす。 映画作りに励んでいる子供たちの、ロケ現場でのやり取り、偶然にも写っていたモンスター、主役二人で見る母と子の映像(これには涙する)、そしてエンドロールで流れる「作品」(これだけ面白いエンドロールも珍しく、一発屋ザ・ナックの「マイ・シャローナ」には涙々)・・・。 また、どちらかというとおとなしいタイプの主人公が、高圧的な父親の涙を見てドキリとし、初恋の相手を守り、必死に助けにゆく過程で、リーダー的に成長してゆくさまも爽やかだと思う。 まあ、モンスターの造形や、ラストの収め方が、おいおいそれで良いのか?みたいなところもあるが、面白く爽やかな映画だったと思う。