レビュー
 今晩は家庭劇で決めますかな、サノスだ。  これはある夫婦の実話を元にした喜劇な人生の物語である。 リアルな家庭の奥底から生まれる新たなる下心満載のジョーカーならぬ「夫」が誕生します。 悲劇は喜劇に変えよ。  ダメダメ夫を演じる濱田岳は欲望のままに生き妻に頼りっぱなし、妻役の水川あさみ様からは罵倒の嵐に今回のお二人の役はドハマりにも感じるのはなぜでしょうか。さすが俳優、ほんとにそんな夫婦がいるのかとやや心配だ...💧  といいつつも、なんと今作は“足立紳”監督脚本家ご自身の家族をベースに考えた内容となっているとのこと。今まで様々な映画の脚本を書いていた裏にはそんな話があったとは!驚きと脚本家も苦労している生活面と仕事面を着目して観ていた私だ。  足立先生と言えば『百円の恋』で有名かつ自分もここから知った脚本家だが、そしたら『14の夜』で監督デビューしちゃった。それが面白くてね、なんというか人の感情を読み取るのが上手いのか、はたまた人の欲望を書いて映し出す作りがリアルで共感しやすいのか。わかりやすい内容だからこそ人の感情つかみ取るのが上手いんだよな。。。  今作でも夫と妻の関係が長く続くにつれ感じ取れる光景がリアル。気を許せる関係だからこそ怒ってしまったり甘えちゃったりして、貧しいからこそ今はそういう気分じゃい、いやいやセックスレスなんだもの~...うん。チカちゃん、わかる怒る気持ち。指パッチンで脅してあげたい😤  そんなリアルな家庭を映し出す中で子どもが見たらトラウマになってしまうぞ!と言いたくなるような夫婦喧嘩が炸裂、そして貧しすぎるからちょっと見せられないねと法的に関与する場面もあるのでよい子の皆は真似するなよ。🔞👮‍♂️  最終シーンが少し弱かったかな~と私的には思っている。  もう「あ、別れるな」「もうだめでしょ」「別れたな」と思ってたけど最終的には「愛」があれば何でもできる!という感じ。  私の様にすべてに答えを!スッキリしない物には根拠マシーン作動🚨「え?根拠は?」「なぜそのような形になったのでしょうか?」と問いてしまうサノスなのでそこんとこ申し訳ない!スッキリしないただ夫婦喧嘩を見てストレスをため込んだ映画にもなりかねない。  途中までは良かったから7対3残る不完全燃焼な気分。  まあ、夫婦ってそんなもんなのでしょう。全部が全部思い通りにいく素晴らしい家庭もいいですがそんな家庭には逆に裏がありそうで怖いくらいにも感じる。  要するに「本音」という物が言えるか言えないとではほんとの「愛」を創り上げるのにスパイスを足すよう物なんでしょう。時に苦労があるからこそ振り返った時に思い出す自身の糧なのですから、昔の愛が未来のあなた方の夫婦の愛のささえなのだ。だから今つらいあなたは未来であの時を笑って一緒にアルバムを見る円満な夫婦になっているのかもしれん。う~ん愛とは難しい。。。  ということで今回の水川あさみのめった刺しの怒りの発言はあなたに何本刺さりましたかね?濱田岳のダメっぷり夫の名演技に何回怒りを感じましたかね? 今回の映画で自分と見比べてみると改正したくなるような夫が増えそうですな。これが狙いか!やったね監督!これぞ妻に愛された物語、愛妻物語ってね! 今回はここまでにしようと思うが、 足立先生の次回作が超がつくほど気になるな。 『アンダードッグ 前編・後編』の2部作!しかも原作案は足立先生! 制作陣には『百円の恋』のメンバーとの事! 水川あさみママまたも出演。 公開は11/27から!副題がカッコいい「無様に輝け」 濱田岳パパは無様に輝きましたね✨ さて、ガモーラは私の良い父を理解して欲しい物だな✨
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