
たっちゃん-半変人のお調子者-

猿の惑星 キングダム
平均 3.3
2024年06月05日に見ました。
人間と猿が協力すれば強くなれる!みたいな事を予告で言ってたけど…完全に騙された〜まさかこんな話だとは… 「エイプと人間は共存できるのか」というテーマはシーザー三部作から受け継がれてるけど、人間サイドが良い人間悪い人間と区別されていたシーザー三部作とは違い、人間が良い悪いと単純に分類できない多面的な人物像になっている分、今回はよりそのテーマが洗練されていると感じた。 メイがどこまで行っても食えない人で、物語を最後の最後まで引っ掻き回すのが新鮮で面白い。 創世記(ジェネシス)の逆で、今度は人間が言葉を放つ所が重要になっている所も良い。 主人公のノア、段々と成長していく姿はシーザーを想起させるけど、彼は人間と触れ合った事がない為、人間を全然信用していない。ようやく信頼関係が…?と思ったあたりでメイが無茶苦茶にしちゃうから、非常にもどかしい。 しかも彼は彼で、遠い昔の人間と猿の関係性を示す物を発見してしまう始末… もうこれ絶対共存無理だよ… ラスト、人間側は希望に満ちた終わり方だけど、シーザー三部作以降完全に猿側の視点で物語を追うようになった自分には、全く良かったと思えない、それどころか、あぁまた戦いが始まってしまう…と苦い気持ちになった。 終盤、ノアに会いにきたメイが持っている物には心底ゾッとした… リブート版の猿の惑星は核戦争で文明崩壊したわけじゃないから、旧シリーズとは繋がらないと認識していたけど、まさかこの後…? 映画評価基準 この映画が好きか 8 没入感 9 脚本 8 演出 8 映像 10 キャスト 9 音楽 8 余韻 9 おすすめ度 8 何度も観たくなるか 8 計85点