
akubi
4 years ago

夏をゆく人々
平均 3.3
ひとびとのかわりゆく生活。失われゆく文化。いくつもの言葉にならない想いがゆらめきながら、蜂のはばたきのおこす風のように囁かに密やかに、わたしたちのこころの泉に波紋を描く。 働き蜂のようにはわたしたちは生きられない。生意気な意思があり、触れあうべく掌があり、交わされるべき言葉をもっている。それはとても残酷で、けれど果てしもなく美しいこと。 いまわたしがほしいのは、おおきなスプーンいっぱいの蜂蜜。甘くてうれしくてわたしを照らし、踊りだしたくなるような。