原作は1巻くらいしか読んで無いです。 予告では原作のこと触れてないのでたまたま似たような話なのかと思っちゃいました。 これは映画館で観るのがお勧めです。 結構序盤から高校生たちが野武士にやられていくんですが、この場面は結構辛いです。 後半の戦闘シーン、命をかけて守るという場面なんかは男心をくすぐる感じですので、臨場感のある大画面が良かったです。 正直ストーリーは読めてしまうのですが、 ご都合主義ではなく結構リアリティのある展開です。 刀を持った武士にそうそう高校生が勝てる訳ないという絶望感が大きく、予告に見事に裏切られた感じです。 この現実的な状況でタイムスリップというあり得ない設定がうまく中和されています。 若い子達が観に来てましたがシンとなってましたね。 人によってはキツいかも。 女子高生が捕まって連れてかれるのとか本当に怖いですよね。 役としては高校生たちの部長クラスはちょっと高校生には見えないですね。無理はありますが部活の強豪校なんでちょっと大人びてる奴もいるかくらいです。 新田真剣佑の気持ちが変わっていく演技も、良かったですし、三浦春馬の伝える様も良かったです。 全体を通してみると、もちろん娯楽作なんですけど 戦争映画の様に生に対して意識できる内容でした。 次回に続きそうな描写もあったので、もしやるなら観ますね。