レビュー
思いのほか志が高い。 ドッペルゲンガーホラーといっても、自分のそっくりさんが陰で悪さをするとかでは無い、独特なアプローチです。 当たり前のように生活する我々は[無自覚に他の世界から搾取している]というテーマを有しており、アンダーグラウンドからの逆襲による世界の終末を描いてます。独特でメッセージ性が高いです。ハサミを武器に使うのも[繋がりを断つ]意味で、細部にわたって設定にこだわりがある。 間違いなくジャンル映画を超えた上質な作品ですが…しかし、彼らの正体に関しては評価が分かれます。映画として重大なポイントなんですが… 困ってしまった。[ムム、無理がある…!] 壮大なスケールでいて安易な設定に逃げて無い点で評価する人がいる一方、腹を抱えて笑う人もいる。監督は自身のコンセプトにハマっちゃったんだね…志が高すぎたか?
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