レビュー
1960年代初頭にフランスの新聞に連載されていたマンガ「プチ・ニコラ」を映画化した2009年のフランス映画 ・ 天真爛漫な小学生のニコラは、大好きな家族と友達に囲まれ楽しい毎日を送っていた。そんなある日、両親の会話を耳にした彼は、母親にもうすぐ赤ん坊が生まれると勘違いする。弟が生まれたら自分は捨てられるかもしれないと思い込んだニコラは、いたずら友達と一緒にとんでもないことを思いつくが…。 ・ 50年以上もフランスで愛され続けるマンガの映画化ということで、上映されるやいなや大ヒット。原作は絵を見たことあるだけだが、充分に楽しめた。フランス版の「ちびまる子ちゃん」って感じかな。 ・ 典型的な普通の男の子、典型的な告げ口ガリ勉、典型的な食いしん坊など、国は違えど子供の典型的なパターンは同じ。典型的というものをしっかり丁寧に描くと、こんなにも面白くなるものだと勉強になった。 ・ いじめなんてない男の子だけのお馬鹿なクラスが、可愛らしくてニコニコしてしまう。親に捨てられると悩んだり、女の子の言いなりになったり、男の子たちはなにかと忙しい。ニコラの優しい両親も、お偉いさんを家に招くためにテンパってて笑っちゃう。 ・ フランス映画っていったらエスプリが効いたものって思われがちだけど、こんなにも世界中で共通して楽しめる内容の作品もあるってことを知ってもらいたい。フランス映画ってだけで、避けてる人に観てもらいたい作品。
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