レビュー
アフガニスタンでの平和維持活動に参加するデンマークの軍隊。 隊長であるクラウスは部下の命を守りながら真面目に任務につく毎日でした。 ある日、部下が爆死し、その後も瀕死のケガをする者も出て、緊張下のなか航空支援を求めます。 その爆撃でアフガン市民が11人犠牲になり、その責任でクラウスは軍法会議にかけられるという話。 クラウスの妻は一人で3人の子どもを育て、夫の帰りを待っていますが、彼女も必死でした。 アフガンで犠牲になった子どもよりも「生きてる子どもの方が大事!」…と言うのも彼女もギリギリな状態だということ。 裁判の結果が出ても決して喜べないクラウス。 一生、重い十字架を背負ったようでした。 さて、私はこの監督の作品、好きなんです。 「光のほうへ」や「偽りなき者」などなど素晴らしかった。 映画の作り方が丁寧で、でも淡々と描写されてまるでドキュメンタリーのよう。 デンマークの監督ではスザンネ・ビア監督とならんで注目のトビアス監督の作品でした。
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