レビュー
辺境の守備兵とインディアンの人々との交流を描いた西部劇の名作です。 インディアンを白人の敵としてではなく、尊敬に値する誇り高い人々として描いているのが画期的であり、主人公とインディアンの人々の尊敬と信頼に支えられた関係を見事に表現しています。 ケヴィン・コスナーは、初監督とは思えない壮大で格調高い演出を見せており、アカデミー監督賞に相応しい仕事をしました。西部の美しい自然を見事に表現した撮影、壮大な物語を更に壮大で格調高いものにしたジョン・バリーの音楽は、いずれもアカデミー賞を受けています。 ケヴィン・コスナーは、俳優としても堂々たる演技を見せてくれていますが、特に感心したのは、部族のリーダーを演じたグラハム・グリーンの存在感溢れる見事な演技です。 そして主人公と狼との交流にも心を打たれました。
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