レビュー
【余命10年…色濃く、深い人生を捧ぐ】 20歳の時に数万人に1人しかかからない難病を発症した茉莉(まつり)(小松菜奈)は大学を中退し、2年の入院生活を送る。 退院はしたものの、完治することは無く、10年以上生きた人はいない事を告げられ、これからの人生をどう生きようか考えていた茉莉の元に届いたのは、中学の同窓会の知らせ。 同窓会で出会ったのは、茉莉の中にあまり記憶にはない、同級生の和人(かずと)(坂口健太郎)。 その場では数度話したのち分かれたが、数日後、和人が自宅の窓から飛び降りたとの連絡が入る。 別の同級生と共に病院に駆けつけた茉莉。 和人は大きな怪我こそしているが、命に別状はない様子。 自分の存在意義を見出せず、飛び降りた和人を、茉莉は命を軽くみた人と捉え、涙を流し、その場を後にする。 何度か会う中で、徐々に気まずさも解け、親密な仲へとなっていくが、病気の事を話せず、余命数年の自分は恋愛は向いていないと決めつけ、和人との仲は友達のままにしている茉莉… 訳を話して欲しいと迫る和人だが、茉莉は全てを打ち明けられず、和人から距離を取ろうとするが、その時、茉莉に発作が起きてしまう……… 病気の進行と共に目まぐるしく変わる二人の恋模様 草花の移ろいと共にその時は刻一刻とやってくる… ____________________ 2022/03/13 久しぶりに映画館で大泣き…… いつ以来? あっ『糸』かぁ………あっ……… なんかねぇ 色んな気持ちが入り混じってたょ 前半はねぇ正直、感情移入が難しかった。 というか、10年を2時間ちょっとで描かなあかんから、一つ一つのシーンを長回し出来ひん訳(多分)。 だから、あぁ、いいシーンだなぁ うるうる… ぐらいで次に進むわけよ 何この不完全燃焼感! からの、振り回す小松菜奈、落ち込む坂口健太郎。 だから、まぁしゃぁないょねww 正直、終わりよければ全て良し感な映画でした。 その終わりというか後半(階段のシーン)ぐらいからが良過ぎた。 普段は、終わりよければ〜映画は少し嫌いです! でも、これは良過ぎたので好きです←わがままw (ここから一部、嫌な奴と思われる可能性を含む発言をします) →→→→→ 始めのあたりから、病気があるから、恋愛はしないと言いながら、和人と距離縮めて、でも、和人の誘いには乗らない… 側に寄り添うけど、手を繋がなかったり、 抱きしめられた後、離れて 告白を断るし プロポーズを断るし…… (いや、もちろんそのあと泣いてるから、相当苦しかったのはわかるけど…) 旅行先から一人で帰っちゃうし(精一杯の優しさなんょね) 離れるのが怖くて、病気の全てを言えなかったから、和人が振り回されてるように、めちゃくちゃ悲しくなった…… 振り回さないで!! って 坂口健太郎さん…絶対悲しいょね…… ←←←←← (はい、ここまで) けど、ちゃうんょね!! 本音は恋愛もしたいし、仕事も友達とももっと遊びたいんょね…… お母さんの肩に寄り添うシーンで 完全に理解して(遅くてごめんなさい💦)、そこからは、小松菜奈さんに対するごめんなさいの意味も含んだ涙が、止まりませんでした。 からの、必死に生きようとするシーン 前半とリンクする様々なシーンに涙腺崩壊💦 さらに、茉莉の想い描く未来の理想像を 点描で見せるっていう、ずるい方法 あんなん、泣かん人おらんょ そして、エンドロール! RADWIMPSて!! ゆっくりとした入り… スパークルですか? なんでもないやですか? 愛にできる〜〜ですか? その入りズルい!! そーっと心の中に入って 中でぱぁーーーん! 弾けはって 涙の量倍増! 原作者へのメッセージも添えられたら 顔ぐじゅぐじゅになるんょ… 無駄なものはほぼなかったね… 多分今年これ以上に泣くことはないでしょうね!! p.s. 所々、坂口健太郎さんの向かって右のエラが気になってしゃーない…… あ、あと、 黒木華さん、田中哲司さん、松重豊さん、原日出子さん、リリー・フランキーさん、MEGUMIさんはじめ、脇役の方までもが、ハマり役というか、まじで素敵でした。 長くなりましたが、 心の大掃除 最近されてない方、 観てはいかがでしょうか^_^
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