
鳶火
6 years ago

ペット・セメタリー
平均 3.1
愛する者の死が悲劇をもたらしてしまう物悲しいホラー作品。技術の進歩により、死が非日常のものとなった現代において、それはとても恐ろしいものとして認識されるようになった。だからこそ、この作品のような受け入れ難い死は、当事者ばかりか見る者の心にも重くのしかかるのだろう。ストーリー自体は何てことはないホラー映画なのだが、少しばかり死生観についても考えさせられてしまった。 基本的に救いのない作品であるが、結末にそぐわないゴキゲンなエンディングテーマで余韻をぶち壊すのは、ひょっとしたら「悲しみは乗り越えられる」という監督のメッセージなのかもしれない(そんなことはない)。