レビュー
実際にあった学生迫害がベースの話です。日本語訳はどうなってるかわかりません。哲学の講義を履修したら、無神論者の教授に目をつけられてしまうクリスチャンの学生。執拗なパワハラに屈せず、神は死んでない事を論破しようと授業に挑む。また恋人との関係、熱心なイスラムの家庭、中国人、様々なドラマが交差する。信仰を持つとはどういうことか、そしてクリスチャンがどう祈り、どう聖書と生きているのか、理解する一旦にはなると思う。偏見のない目で信仰を知りたい方にお勧めの一本。イスラムの父の信仰と愛との葛藤や、命が終わりに近づくときにどう向き合うかも信仰が問われる。バチ当たりの概念がある日本では、不幸はクリスチャンじゃないから起こると言う演出に捉える傾向があるらしく、誤解もあるようです。正確には不幸も幸福も善悪関係なく与えられるもので、演出意図は違うと思うのですが。
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