レビュー
レビュー
star3.5
山手線のように世界をグルグル回る超格差列車スノーピアサー号。 雪を貫くとは洒落た名前だが、中身はずいぶんとエゲツない。これは分かりやすい世界の縮図であり大人の寓話だ。大人の…といっても決してイカガワしい意味ではない【脱線警報】 さて、さすがポン・ジュノ監督。メッセージ性が高く手加減の無いストーリー展開で全く中だるみが無い。この世界観を表現するには英語圏をメインとするのは必然です。イタズラに世界進出するのとは意義が違う。あっ!コレエダ監督の悪口では無くコレはコレで…【脱線警報2】 さて、映画で描く貧富の差は世界的な現実であり、搾取・消費しながら生きている我々は、お互いを喰い合っているのと同じ事なのかもしれません。 エンタメ作品ですがテーマがハードなので爽快感とか温かい感動とは無縁です。 途方も無い設定なので辻褄が合わない部分は山盛りですが[風刺]として楽しみましょう。 列車(社会)というシステムを維持する為に人そのものが[資源]にされたり[調整]されたりするシステムは破綻しています。リセットして新たな一歩を踏み出すしか希望はないでしょう。(白クマとかから逃げられればの話)若い子達は生きて[新世界]のアダムとイブになるんやで!【脱線警報3】 〈レビューを強制終了します〉
90