レビュー
はたして彼は幸せだったのだろうか。 人のために。自分がそうしたいから。 この考えは自分自身を幸せにするのだろうか。 上映中、この考えが頭を離れなかった。 自分本位に生きる家族、友人。 人のために生き、人のために死んだラザロ。 ラストはやりきれなさに静かに涙が流れた。 疑わず、ひたすら純粋に人のために人生を捧げた人だったのに。 きっとラザロは自分の気持ちに素直に生きていたから幸せだったのだろうけれど、側から見るとかわいそうと思えてならない。この感情は間違っているのだろうか。 はあ、幸せとは一体。
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