レビュー
あなたは「マクドナルド」の内乱を知っていますか? 「実はこの映画、マクドナルドには無許可で製作されています。」 もちろん許可申請をしていたら絶対に許可が下りないからでです。でもアメリカは表現の自由が認められており使用しています。しかし日本ではみんなビビって使っていませんが。 元々は一店舗でのみ経営していた店舗のシステムが素晴らしいということで そのフランチャイズ権を獲得し一気に全国へ展開する。 しかし段々と金の亡者となっていき本家と衝突し 本家から独立する。 しかしながらこの強引な経営がなければここまで世界的チェーン店にはならなかったし複雑な気持ちにさせられます。 ちなみに今では、118国で3万店。 日本では3060店舗。 なぜ今この映画が公開されるのか? 理由は2つあると考えられます。 一つはトランプ批判です。 レイクロックさんのやり方は儲け主義で強引。 実はレイさんが読んでいた自己啓発本は、トランプ大統領も愛読していた本。もはやこの手の強引な手法が古いのでは?という比喩。 しかも使っている俳優がマイケルキートンという一昔前の俳優。 バットマンのバブルの匂いを出すことに見事に成功しています。 またもう一つは、 正直マクドナルドの売り上げはここ最近全世界で芳しくない。これは多様化と言われる波と関係していると思う。 すなわち人種差別問題やセクシャルマイノリティの問題。 アメリカニゼーションという考え方があって 全てみんな一緒の品質で同じものが好きだから安心する。が昔は良しとされていたが 今は大量消費をせず、体に良いものだけを 自分のオリジナルで選択して多少高くても 自分は自分。人は人と違う個性を尊重する時代。 マクドナルドのように 早い安いうまいという時代ではない。 トランプ批判と、多様化の波。 だから、今なのではないでしょうか?
いいね 62コメント 1


    • 出典
    • サービス利用規約
    • プライバシーポリシー
    • 会社案内
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.