レビュー
製作総指揮と主演をサイモン・ペッグ、監督をベン・パーマーが務めて製作された2015年のイギリス/フランス映画 ・ 30代の孤独な女性ナンシーがバツイチ40歳のジャックがデートするはずだった24歳女性と偽りデートをしてしまうという内容のラブコメ ・ イギリスのラブコメは好きだ。笑いの沸点だかセンスだかが日本と似てるのか分からないが、アメリカのものより素直に笑えるものが多い気がする ・ イギリスのコメディでは欠かせないサイモン・ペッグ。彼のラブコメというだけで面白そうだけど、この作品ではどちらかといえば抑え気味の演技で、ナンシー役のレイク・ベルにスポットを当てた内容だ。もちろんサイモン・ペッグは演技がうまいから物語を盛り上げているのは確かだ。しかし、この作品の主役は軽快かつユーモアとロマンスを散りばめた脚本だろう ・ 後はストーカーまがいのナンシーの同級生ショーンのインパクトが半端ない。ロニー・キニアっていう俳優さんで舞台では数々の賞を受賞している名優。しかしそんな面影はない。完全に変態である。なかなかの気持ち悪さ。ここまでスクリーンに気持ち悪さを映し出せる俳優はそんなにいない。天才かもしれない ・ 尺も短めのラブコメなのでとても見やすい。中年の色恋沙汰は大変なだけに面白い。10代のキラキラしたドラマではないのだ。笑えるししっかりラブストーリーしているので見て損はないだろう。何よりショーンのキャラクターの濃さが忘れられなくなること間違いなしです
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