レビュー
ストーリーは抜きにして、とにかく映像力がハンパないパニック映画。 巨大生物が次々と登場して緊張感が続くし、ラストのコングとトカゲが戦うシーンは圧巻そのもの。最後まで迫力のある映像で見飽きない。エンドロールに出てきたCGスタッフの数が相〜当多かったのもうなずける。島で巨大生物、この展開はジュラシックパークを彷彿とさせるけど、あまりパクリ感はないので引かずに笑、観れると思います。 この映画のウィークポイントは、下手に人物の背景を盛り込もうとしてるところ。島に住んで何十年にもなるマーロウ中尉が、怪物と刀で戦おうとしてしまう稚拙なシーンや、トカゲを倒すために自爆に走る人物も、背景描写が弱いだけに「なんで?」となってしまう。キングコングを味方か敵かで対立する構図に絞って人物描写すべきだったと思う。 蛇足だけど、割と主要キャストが死ぬのもこの映画の他にはないところかも。サミュエル・L・ジャクソンとジョン・グッドマン程の俳優が最後まで生き残らないって…斬新では?
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