レビュー
おちゅん

おちゅん

5 years ago

3.5


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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

映画 ・ 2012

平均 3.5

・公開当初、世界に『サードインパクト』を引き起こしたであろう問題作です。私も当時、未だかつてない程の期待感を胸に劇場に足を運び、鑑賞後は真顔で劇場を後にした記憶があります。 ・その感覚は私だけではないはずです。それは一緒に観た人達が劇場から出て来た様子から明らかでした。みんな無言で真顔だったんです。私は『人類補完計画が発動して、鑑賞していたみんなの心の壁が溶けて一つになったんだ!凄いなぁさすがエヴァだ!』と思いましたが、すぐに我に返りました。 ・それ以降本作に対しては恐怖に近いものを覚えてしまい、『序』や『破』は何度も見返しましたが、 本作については一度も見返すことはありませんでした。しかし急遽『シンヱヴァンゲリヲン劇場版:Ⅱ』の公開が決まったことで、自分自身に『逃げちゃダメだ』と言い聞かせて復習に挑んだ訳です。 ・2度目の鑑賞は『あれ?思ったより楽しいぞ?』でした。相変わらず意味の分からない部分は沢山ありました(mark9?カシウスの槍?1番目の使徒から13番目の使徒に堕ちた?)。が、この際そんなことはもう些細なことと思えました。意外にも『ニアサードインパクト』によって半壊した『14年後のネルフ本部』を観ていることに感動してしまったのです。理解よりも『新しいエヴァを観ている』感覚が勝ったんだと思います。 ・唯一モヤモヤしたのは『綾波がどうなってしまったのか』くらいですね。『破』のラストで『世界がどうなってもいい。綾波だけは助ける』と願ったシンジ君でしたが、いざ目を覚ますと『世界は崩壊したのに綾波は別人』という 誰得な展開になってしまい、流石に可哀想でした。ラスト付近のシンジ君の暴走っぷりも已む無しですね。 ・でも『カヲル君の言うことだけは聞こうよ』と感じたのは私だけではないはず。