レビュー
吉行淳之介と吉行和子の母親あぐりの半生を描いた朝ドラの秀作です。 2021年5月現在再放送中であり、岡山から上京したあぐりが美容師に弟子入りしたところで、物語か佳境に入りました。 夫が放浪ばかりしているのに恨言の一つも言わず、明るく前向きに生きていくあぐりが魅力的です。 風来坊のダメ夫ではありますが、憎めない夫を飄々と演じている野村萬斎も魅力的です。 ☆最終回 名実ともに日本一の美容師となったあぐりが新しい夢へと歩み出すまでを描きます。 どんな困難にあってもへこたれず、明るく前向きに生き抜くあぐりが素敵でした。 田中美里は、演技力が高いとは言えないものの頑張ってヒロインを演じ切りました。明るく前向きなあぐりのキャラには、ピッタリ合っていたとは思います。 やはり全体を通して、野村萬斎のエイスケが異彩を放っていました。
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