レビュー
どうしようもない男が、大人にも父親にもなれないまま時間だけが過ぎていく。きっとこれから先も何も変わらず生きていくのだろうと思わせるようなラストでした。 どうしようもない男なのに観ていても苛立ちや不快感はなく、仲野太賀の上手さや雰囲気やキャラがそうさせているのだと思う。また、キラキラで元気いっぱいというイメージの吉岡里帆の疲れっぷりやイライラは予想以上でした。寛一郎や余貴美子もすごく良くて、演者が皆素晴らしい作品でした。 企画が是枝裕和ということもあり、ラストどこにも着地せず観る側に委ねられる。悪くはないのですが、嫌な人は嫌だろうなと思いました。 玄関でなまはげに扮したたすくを見ることねの顔がなまはげよりも怖かったです。
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