レビュー
2008年11月、インド、ムンバイで実際に起きた無差別テロ事件の話。 先に「ホテル・ムンバイ」を観てその卑劣さや犠牲者の数の多さに強い衝撃を受けましたが、こちらのフランス映画はあまり響かなかったです。 「ホテル・ムンバイ」と違って、家族と離れて一人ホテルに残った娘ルイーズの視点で描かれていますが、ホテル内の宿泊者や従業員の姿もかなり少ない。 そもそも犠牲者の多かったテロ事件の映画にエンタメ性を求めてはいけないのでしょうが…。 それにしてもテンポも悪く、無言で淡々とした表情で映るルイーズに何も思うこともありません。 両親の心配ぶりも今一つで、娘ルイーズの電話に歌を歌って落ち着かせるママ…ちょっとわからない。 フランス映画は好きだけど、今回はハマらず残念。 絶対に「ホテル・ムンバイ」の方が良くできた作品なので、そちらをお薦めしたいです。
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