レビュー
情けも容赦も、救いもないなと思った。 展開が進むにつれ客席からため息が出てました。 ため息つきたくなるの分かる…。 それほどに長澤まさみ演じる母親のクズぶりが凄い。 クズ澤まさみが観れます。 俳優陣の演技が凄いんです。 これは特筆すべきところ。 産みの母がこういう、子どもに金を無心させるようなダメ親だったので 最後の長澤まさみの表情に重なる部分がありました。 場当たり的で、刹那的な生き方を自分で選択する人… 完全に人として壊れてて、 でもそんな自分を治す気もない人の表情って ラストの長澤まさみのあの表情なんですよ、 どこに視点を合わせるでもない、あの顔。 これを演技で出せるんだ…凄まじい。 長澤まさみ、女優として抜きん出てるな、と思いました。 そしてほんと、一番救いがないのは この映画、実話なんです。
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