レビュー
Till

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5 years ago

2.5


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クリムゾン・ピーク

映画 ・ 2015

平均 3.0

鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が手掛けるホラー・サスペンス。 着ている衣服も住んでる家も一つ一つの小道具も、画面に映し出されるものすべてが芸術的。主人公のイーディスは黄色っぽく、トーマスは黒っぽく、ルシールは赤っぽく表現されており、様々な色が効果的に使われていているのも美しい。それに加えて、グロテスクなクリーチャーも登場するので、デル・トロ感は十分堪能できる作品になっています。 ただ、サスペンスとしてはイマイチ。なぜ父親は殺されたのか?幽霊は何を伝えようとしているのか?トーマスとルシールは何を隠しているのか?と散々引っ張ったわりに、オチは全然大したことなくて、予想通り過ぎる。ヒューマンドラマの要素も大きいが、そこにもあまり深みがなく、単純に話が面白くないです。 映像とストーリーどちらも兼ね備えているのがギレルモ・デル・トロ監督の良さだと思うので、本作は少し物足りなかったです。