レビュー
原作はなんと1912年に初版発行。ストーリーはH・G・ウェルズの「タイムマシン」を彷彿とさせるのだが、こちらも発刊されたのは1890年代後半。当然ストーリーはベタのつるべ打ちなのだが、古典的の一言では切り捨てられない、今の時代の人々にもしっかりと届く興奮がある。主人公が過去のトラウマを払拭し、愛する女性のためにかつてのように軍を率いて、本陣へ突撃。そしてそれとともに壮大な音楽がジャン、ジャン、ジャジャーン!ってな感じで鳴り出すだけで、私のような単細胞はすっかり童心に帰ってしまうのです。クラシカルな部分を残しつつ、現代の技術を取り入れてその魅力を損なわないようにしているし、個人的にはとても満足している一本です。
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