レビュー
「恐怖感はバッチリ」 サメ映画。サメに襲われてからは終始恐怖感と緊張感が持続しながら観れてたので、面白かったんだろう。グロいトコもあるにはあるが、ハッキリ移すワケでもないしそんなに気にならない。それよりも傷の縫合とかのシーンが観ててキツかったわ。そういう「痛さ」が伝わるシーンが多い。そんな直接見せなくていいのに。ワンシチュエーションといい、なんか「127時間」を思い出す作品。 こういうワンシチュエーション映画は90分間どうやってもたすのかってトコに興味があるんだけど、色んなイベント起こして上手いこと持たせてると感心できる方だった。酔っぱらいのオッサンとか出したり、カモメを友達ポジションにしたり。まあ実際前半30分ぐらい前振りだから実際はそんなに持たせてないんだけど。前振り部分が長かったのは難。まあ設定ありきの部分も後に効いてくるし必要なのは分かるんだけど、もうちょっとテンポ良く本題に入って欲しかった。 しかしサメってあんなにしつこいモノなのか。歴代のサメ映画をそんなに観てないから分からんけど、これはサメ映画の様式美と捉えていいのかどうかの判断ができないからなー。あんなちょっとした岩ぐらいだったら上がってきそうなもんだったりとか。まあこういうトコロにツッコんでいくとすぐ終わってしまうし野暮ってもんなんだけど。それでもラストはちょっとあり得んと思った。 -------ここからネタバレ------ サメから無事逃げて終わりかと思ったらなんとサメを倒して助かるというラスト。トゲトゲの塊に誘導させて倒すという、アクション映画だったとは。紙一重で避けたりする主人公の反射神経とか強過ぎるだろ。 カモメを折れたサーフボードに乗せる場面、囮に使うのかと思った。 あんだけ殺られてもまだサーフィンをやる主人公の根性には感服した。
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