レビュー
ジュネ

ジュネ

7 years ago

3.0


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マスカレード・ホテル

映画 ・ 2019

平均 3.4

2019年15本目は贅を極めたキャストを起用し、まさに年明けにふさわしい娯楽作と言える『マスカレードホテル』。原作はこの人の映画見に行ってこの人の映画の予告編見る、でお馴染みの東野圭吾です。 セット感満載のわざとらしく豪華なホテル、そこに集うこれまたわざとらしく胡散臭い客連中と、作風全体がどことなく作り物めいている為、いつもの調子でオーバーな演技をする木村拓哉が逆にはまり役になっていると思います。その他役者陣の共演・アンサンブルは見ているだけで楽しく、退屈しない仕上がりではあります。 ただ、前田敦子&勝地涼、木村拓哉の相棒を小日向文世にするといった配役にはわざとらしさを感じますし、特に犯人役がこの過剰サービス精神のせいでバレバレになってるのは残念に過ぎます。劇中の言葉を借りれば「我々はお客様に対しサービスを提供しただけです」ってことなんでしょうけど、サービスも行きすぎると不快なだけです。 イメージとしてはかなり三谷幸喜作品に近く、『古畑任三郎』と『有頂天ホテル』を足して2で割ったようなものと思ってもらえれば。事件解決パートで暗闇にあたったスポットライトから木村拓哉が登場して、スマスマ終了以来の「古畑拓三郎でした~」って決めてもらえたら私はこのホテルに5つ星あげてましたね。