レビュー
2020年100本目は、低予算ながらヒットを飛ばしたサメ映画の続編となります『海底47m 古代マヤの死の迷宮』。 ------------------------------------------------------------ 今回はもう47メートルが全然関係なくなってますし、前作が檻の中に閉じ込められたクローズドサークルにおける恐怖を描いたのに対して、果てしなく広がっていく迷宮を舞台としており随分と対照的です。確かにどこに行けばいいのか分からない中でサメに襲われたら大パニックですけど、本作はせっかくの舞台設定が全く活かせていません。何故かってとにかく画面が暗くて見えにくく、どこで誰が何をされてるのか全然分からないんです。 ------------------------------------------------------------ その上、砂煙や水しぶきが舞い上がるもんだから余計に見え辛くてかなりストレスです。また、迷宮の中にいきなりデカイ渦潮が登場したり、あり得ないスポットに鮫が出現したり、どんな構造になってるのかさっぱり全体像が掴めないため不自然に感じます。あともう最後は「何じゃそりゃ」な展開で、作り手がめんどくさくなってコミカルな方向に振りきったようにしか思えませんでした。 ------------------------------------------------------------ ただ、そんなことは実はどうでもよく、本作最大の見どころはジェイミー・フォックスの娘であるコリンヌと、シルベスター・スタローンの娘であるシスティーンが銀幕デビューを果たしたことです。スタローン三姉妹はあり得ない美人と聞いていましたが噂に違わず、彼女の美貌を堪能できたのは良かったです。それにしても74歳のスタローンに23・22・18歳の娘がいるなんて信じられません…とまあ、私にとって本作は立派な「スタローン映画」でしたね。
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