レビュー
レビュー
star4.5
 登場する魔法少女達は少女であるゆえに純粋すぎてそれが悲劇に繋がっていく。魔法少女達は皆が良い子。誰一人嫌いになれない。悪い子がいない。 梶浦由紀の最高の音楽、素晴らしい絵、イヌカレー氏の精密な考え込まれたキャラクター設定。鳥肌が立つ組み合わせです。 それらによってこの残酷なストーリーがさらに際立つ。  虚淵がズルイと思うのは魔法少女という手段だ。  十代前半のもっとも少女らしい少女の時代。 少女でなければあの結末には至らない。 純粋な少女達だからこそ、愚かで哀れで、強く、正しく、美しく、醜く、そして哀しい。 美しいモノいろいろを詰め込むと少女になるというパワーパフガールズを思い出した。 心の中のドロドロさえも力に変えようとする必死なストイックさ。それさえ美しい。 だからこそ、残酷な結末が訪れる。 凄いアニメです。これは。
40