期待しすぎたかな。内容はほぼない。フリーザと悟空のバトルを観るためだけの映画だね。まぁ、ドラゴンボールに何を求めてるんだって言われたらそうだけど、折角フリーザ様が出てるわけだし、もう少し面白い展開があってもいいようなもんだけど、結局のところいつものやられ役でした。 最後の方の時間を戻すってのもなんだか腑に落ちない。スーパーマンかよ。優しいからどうのとかメッセージがあったようだけど、正直どうでもよかった。興醒めしてしまった。あれなんだったんだろうね。 以前の劇場版ドラゴンボールはもっとピンチになったり、シナリオに起伏があったはず。今回はそれが感じられない。 でも、ドラゴンボールの声優さんの声が変わらないことだけが、安心感を覚える。いつ聞いてもパワフルなこの声たちが聞けるのは、あと何作品までなのだろう。鶴さんのブルマが聞けないのだと思うととても悲しい。ドラゴンボールを観たら、あの声が聞けるのは当たり前のことだったのに。 そう考えると面白いとかそうでないとか関係なしに、この作品が愛しく感じる。