レビュー
被害者と加害者とゆう細かい枠にとらわれすぎて、わたしの心は荒みかけていたけれど、そんなざらざらになった心をゆっくりゆっくりとほぐしていってくれる。 ひとのぬくもりが恋しい夜にはいっときの愛が生まれ、それは誰のせいでもなくて。 恋に落ちて愛を知ることも、不慮の事故に合うのも。 ひとの感情に法則なんてないし、わかっていても相手に求めてしまう時もある。けれど、ひとを思いやるというコトバを知っているわたしたちにもきっと理想はあるから、だからこそ悩み苦しむ。それでもときたま忘れてしまう、道しるべ。 気持ちが荒ぶって心の舵がとれなくなることはたくさんあるけれど、このどうしようもないことばかりの世界を漕いでいかなきゃいけないし、ただ、息をしているだけと思えるような日々もあるけれど、とにかくわたしたちは幸せを探して再び歩き出すのだ。迷いながら、ゆられながら。 今日も曇り空だけれど、なんとかがんばろう。 なんて思える。◎
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