レビュー
zizi

zizi

3 years ago

1.0


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散歩する侵略者

映画 ・ 2017

平均 3.0

予備知識無しで鑑賞。え?黒沢なの!だから(なのに?)この出来か。CUREで開けた世界をそれ以降、一度も覗かせてくれない監督さんね。 今回もまたまた大外し。まさかマジに宇宙人系へ行かないよね?あなたは人間の怖さを描ける数少ない日本人監督なんだから、、、ん⁈でも、まさかまさかの宇宙人系にだけはいかないよね?と訝しがりながらも、まんまとその観たくもない世界へと連れていかれました。 先ずはすっとぼけたシナリオ〜なるほど!この違和感は演劇系だからなのね!と個人的に激しく納得。 昔から舞台系の仰々しさが苦手で、都合良すぎるし。音楽でも映画でも、生舞台の演劇系からの流れは苦手過ぎなんです。あざといから。リアルさと激しさを混同するから。声優ですら嫌なんです〜声色が独特で。生理的に、もうダメ!ダメなもんはダメ!ってやつ。イギリスなんかだと、流石に舞台からの役者さんは凄いな!というのと大違い。なんなんだろう〜この差は。草食の歴史からかな(適当)。 次に〜そもそも玉砕の歴史に等しい日本映画のSF畑に、新たな歴史が刻まれた。精神面を描けないならSFには手を出すな!せめて奇作の幻の湖みたいなカルト評価される程のぶっ飛び方ならまだしも。奇妙さでなく滑稽さしか出せてないんだから。理屈じゃなく生理で表すのってむしろ大変だよ! 人物描写も浅い。長谷川の役どころ〜変節が理解出来る?感情移入出来る?目に宿る狂気はいつから?経緯描かれた?若手2人の演技への違和感は、新人類分析的逃避じゃない?若しくは解釈の手抜き? 最後に、黒沢映画には個人的に好きな役者が多くでるから、困ったもんである。つい誤解して観たくなってしまう。 CUREがあの時期に撮れた出来る子の黒沢だからこその、厳しい目なのだが、その期待も四半世紀もほっとかれ、、、裏切られ、、、ラ・ジュテで口直ししなきゃ。