レビュー
ベルギー国籍を得るため偽装結婚をしたロルナ(アルタ・ドブロシ)。結婚相手となったのは麻薬中毒者のクローディ(ジェレミー・レニエ)。ベルギー国籍を得るという目的を果たした今、(偽装結婚ビジネスで金を得るため)ロシア人と偽装結婚するため、離婚を画策する。しかし、クローディの優しさに触れていくにつれ、情に絆されてしまうが、クローディは偽装結婚ブローカーのファビオ(ファブリッツォ・ロンジョーネ)に麻薬中毒と見せかけて殺されてしまう。 報酬と引き換えに偽装結婚をし、国籍を得たいクライアントとまた偽装結婚をする。偽装結婚ビジネスはあんまり馴染みがなかったけど、国籍の売買ってこうして行われるんだな、と。 クローディがロルナに対して優しかったのはあまりに孤独だったから。母にも兄にも見捨てられ、愛情を与えられるのも返してくれるかもしれないのはロルナしかいなかったから。ロルナも結局、幻の赤ん坊としかそんな関係を築けなかったのかな。
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