
hanako

FARGO/ファーゴ
平均 3.8
2025/5月下旬 映画の最後まで謎だった、雪の中に埋めた大金の入ったスーツケースどうなった?の続きが観られる!!(時系列で繋がっている設定なのか、パラレルワールドなのか)。映画版の焼き写しではなく、全く別のストーリー。 ◆ 雪国の田舎、サイコパスな殺人鬼、優秀な捜査員、笑顔の裏の怖さ、100万ドルの身代金、ナンバープレート「DLR」…映画版との類似点も楽しめるし、独特の世界観(スリラー映画だけど軽快なコメディタッチ)はそのまま。個人的にはコンパクトな映画版の方が好きかな。 ◆ 「いい人で超どんくさい」主人公レスター。ある出来事をキッカケに彼の中の冷酷で攻撃的な性格がどんどん出てくる。終盤に進むにつれて身近な人々まで躊躇なく陥れていく様子はもはや清々しい。そして悪に傾倒するほどなぜか女性からモテるようになり、営業成績も上がって順風満帆に。前半後半のこの豹変ぷりの演技はすごかったです、マーティン・フリーマン! 映画版の方は犯行がすべて杜撰だったのに比べ、ドラマの主犯は知能犯なので超質が悪い(途中、歯医者もやってた?すごすぎ)。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆【ネタバレ】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ドラマ版もエンドロールの最後に何気なく「このドラマはすべてはフィクションです」の字幕あり。(ほんの1秒くらい。一時停止しないと読めないくらいで、読ませる気ないですよね笑) レスタ―に嵌められた弟家族がその後救われたかどうかがとても気になる。冤罪が証明されたところで、あの繋がりの強い田舎町にはもう住めないだろうけど…。罪を認めないまま呆気なく死んでしまうレスタ―にはガッカリ。モリ―からのお説教入れてほしかった。 レスタ―家の地下に貼られているポスター「あなたが正しくて、皆が間違っていたら」。このポスターが意図的に何度も写るのが印象的で、レスターはネガティブに感化されて行動がエスカレートした気がするし、モリ―はポジティブに感化されて孤立無援の中信念を持ち続けられた気がする。深読みしたくなるメッセージや問いかけがちょこちょこ出てくるのがまた面白いです。