レビュー
ぽすとちっぷ

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3 years ago

1.5


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3年B組金八先生 第7シリーズ シーズン7

テレビ ・ 2004

平均 3.7

教育委員会から舞い戻ってきた金八。だが受け持つ3年B組はこれまでの生徒たちとは違い、精神年齢は幼く言葉遣いも出来ていなかった。 ドラッグの問題は最早教育現場、一教師には荷が重すぎる。ましてや畑違いであり、必要なのは治療ができる病院と精神的ケアができる医者である。 さてソーラン節回の突然の平原綾香のジュピター、全くドラマに合っていない。また、給食費を支払っていない生徒に対して、クラス中に公にするのはいくら考えてもアウト。 しゅうの両親が逮捕される回では未成年を1人きりにさせるミスを犯し(ヤクザの報復も考えられる)、また一部の麻薬を押収したきり家宅捜索さえしない警察の脚本も疑問だらけ。まして妻が寝たきりの夫に麻薬を打っていたのは左腕の注射痕で明らかなのに、その注射器でさえ押収しないのは脚本家の怠慢である。そして日にちを挟んで家宅捜索って...。 しゅうは麻薬中毒者になってしまい、母親は薬を抜く為に手足を縛り、幼馴染は腕の注射痕を見ても辞めたという言葉を信じてだんまりを決め込む。養護教諭の言葉にも金八はただあの母親を信じるという言葉だけ。「信じる。」なんて何の根拠もない自己満足なだけの何と虚しい言葉の羅列よ。 これまでの金八シリーズの金八先生ならば、親が麻薬で捕まった時点で麻薬に関する本を買い漁り勉強したはずなのである。いくらドラマとは言え挙動不審な生徒に鈍感過ぎなのである。 このシリーズでの見ものは乾先生との屋台シーンである。金八が辞任する覚悟であると見抜き、自分の足りなさを知り、育てる我慢強さが足りなかった。と自覚し金八を引き留める。あの自分中心の乾先生が今や金八を支えるひとりになっていることに感動する。 脚本家が降板してしまい残念な終焉へと向かっていることを予感させるシーズンだった。