レビュー
明日(7月10日)から始まる日テレのドラマ『ボイスII・110緊急司令室』は、本シリーズの日本リメイク版だ。 本家でイ・ハナが演じた主人公カン・グォンジュと同じ役どころを演じるのは真木よう子だが、イ・ハナの雰囲気とはかなりかけ離れているので、ちょっと抵抗がある。また予告映像を観るかぎり、緊急通報センターのセットとか本家と比べるとかなりチープだし、映像の密度もかなり劣っている印象。まあ、金の掛け方が圧倒的に違うのは明らかで、興味はあるのだが、観るとやはり失望しそう。それでもまあ、まず第1話は観てみよう。 いきなり話が逸れたが、本シリーズの第3弾は、『2』からの続きで、ト・ガンウ(イ・ジヌク)はますます危なくなるし、1話約1時間の全16話のほとんどにサイコパスが絡んでくるので、なかなかしんどかった。しんどいといえば、事件の発端は日本で始まっていて、【日本人】も多く登場するのだが、それらすべてを韓国人が演じているため、日本語がカタコト。これもなかなか辛かった。 しかし、腹立たしいことにやはり面白く、続きを観ずにはいられず、特にラスト4話は一気に観てしまった。 そして、やっと観終わったとホッとする気持ちと、ザッツ韓流!ともいうべきいろいろ苦い結末に、もうちょっと何とかならんかったのかというやるせない気持ちが、今、自分の中でせめぎ合っている。 【Netflix 】
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