レビュー
2021.6.23.043 ネタバレあり こちらのバージョンは初鑑賞。知的障害をもつチャーリーは、手術を受け知能が高くなる。“友人”の嫌がらせにも気付かず、女性を異性として意識することもなかったチャーリーが、知能が高くなるにつれそういったところも克服していく様子がおもしろい。実験体のハツカネズミ“アルジャーノン”を友人のように思っていたが、あるときアルジャーノンの知能が退行していることに気付く。アルジャーノンの行く道は、自らが辿る道。チャーリーは失望しながらも、自分で解決策を見つけようとする。が、解決策は見つからず。自分の未来を悟ったチャーリーは覚悟を決め、恋人からの求婚をも断る。知能が高いまま生涯を終えることができたら幸せだったのだろうか?一度未来が開けて、それが閉じるのを目の当たりにするショックはいかほどか。 別バージョンの“アルジャーノンに花束を”のレビューにも書いたけども。2021.5.17に職場でハツカネズミを見つけて“アルジャーノン”と名付けたことをきっかけに、鑑賞しました。余談。
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