レビュー
へちま

へちま

3 months ago

3.5


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緑の光線

映画 ・ 1986

平均 3.5

高い理想をもちながら行動できずに孤独に苦しむ主人公にとても共感できた。 〈メモ〉 気を遣って自分語りしないという割、直後は恋愛について、連れてってもらった先では選り好みし、肉食について抽象的な主観を一方的にまくしたて、泣き、空気をぶち壊す。 恋人や、誰かと一緒の海と太陽に囲まれたバカンスを望んでいながら、変化は望まず、ナンパや友人家族とのバカンスなどの周りからチャンスを与えながらそれを拒む。客観視ができず自己認識と実際の行動が乖離しているから何もうまくいかないのではないか。共感。客観視できないのは共感できる類似的他者=親友や恋人がいないから? 理解を求め、惨めさを感じ、新たな他人との関わりを断つ 自分のことが不満、理想が夢 机上の空論、会うための決定的行動が取れない自覚あり、何話すかわからない、切り札がない なぜ駅の男(ジャック)には話しかけたのか。レナの言ったように直感だったのだろうか。その後自分の恋愛観について一方的に語っていたのも、レナの「相手が誠実かを見極めるには好き勝手して反応を見ろ」に従ったのだろうか。 緑の光線について、フィルムの映像では緑色かわからなかったという話や、老人たちの「ヒロインは光線を見なかったが自他の気持ちがわかるようになった」という話を踏まえると、ジョゼフィーヌは、ジャックに心を開きたがり、また彼の心を知りたいと願った結果、見えたかどうかに関わらず、相手を信じ、自分を委ねられるようになったということではないだろうか。