レビュー
男二人に女一人のトリオというのは、今までいろいろなパターンで描かれてきたのだが、「冒険者たち」とか、「明日に向かって撃て」に代表されるように、やはり「爽やか」でないと絵にならないのではないかと思う。 本作では、のっけからギラギラの性描写で、明らかに女一人を男二人で「共有」するみたいなノリであり、しかも女はその状況をかなり自己流に意味付けしていて、何となく言い訳がましい。それに、確かに美人ではあるが、身も心もいかにも不健康で、それほど必死になって共有されるほどの女性かなどと思ってしまう。 こんな状態なので、誘拐された女を奪還すべく男二人は共同戦線を組み、話はそのとおり進むのだが、何となくどっちかが裏切るのでは?みたいに、今一つ共感できなかったのが残念だ。 ラストは、かなりハチャメチャなパターンを2つ用意しており、サービス抜群なのだが、いずれも、だったら始めからそうやれよ・・と思ってしまったのだが。まあそれは言うだけ野暮であろう。
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