レビュー
【レビューに吹き出す映画】 映画全体で、悪ふざけ笑。超能力を得た少年が正義どころか悪ふざけに徹する面白さ。レビューを書きながら思い出してニヤニヤ吹き出してしまう笑。マーベルに“バットラング”なラストにも注目。 ◆概要 『DCエクステンデッド・ユニバース』7作目。出演はTVシリーズ「CHUCK チャック」のザカリー・リーバイ、「キングスマン」シリーズのマーク・ストロングら。監督は「アナベル 死霊人形の誕生」のデビッド・F・サンドバーグ。 ◆ストーリー ある日、謎の魔術師からスーパーパワーを与えられ、ヒーロー「シャザム」に変身できるようになった少年ビリー。悪友フレディと悪ノリ全開で力を試し遊んでいたが、魔法の力を狙う科学者Dr.シヴァナが現れ、フレディがさらわれてしまう。 ◆感想 スーパーパワーが自分に手に入ったら?どこにでもいそうな少年が力を手にする事で、それを正義のために…な展開ではなく、散々悪ふざけをしてしまう様にどこか共感してしまう。ある意味1番身近な夢を見させてくれる映画なのかもしれない。 まあとにかく悪ふざけのオンパレード笑。稲妻ビームを手に入れて一目散に向かったのが教科書燃やしだったり笑、飛行練習で普通に落っこちるし笑、初ビールを仲良く吹き出すし笑、稲妻ビームショーで路上パフォーマンス笑、5分で出てしまうアダルトクラブも笑ったし、極め付けは魔術師の空間からのアダルトクラブバック笑笑。映画館で何度も声出して笑ったし、こうしてレビューを書きながらニヤニヤ吹き出してしまう映画も中々ない笑。 超能力を動画におさめ、アップして再生回数を稼ぎ有名になっていくのもイマドキ。今の子達がもし力を手に入れたら絶対やりそうな、そんな描写がたくさん挟んであって親近感も湧く。 最初から最後までビリーはやっぱり少年だったし、とにかく映画全体で悪ふざけをするのがこの映画ならではだし、それを徹底してたのが良かったと思う。 あと、初めは一言も話さないビリーが次第に心を開いていく様子や、メアリーが試験合格よりも家族から離れる事を案じていたり、兄弟達で協同して戦ったり。日本人にとってはあまり馴染みのない6人養子の家族ながら、そんな家族愛がふんだん。公式サイトによると、日本全館の55%が吹き替えらしく、そんな面も含め、徹底した家族向け映画に仕上がっていたと思う。あと個人的にはメアリーみたいな可愛い女子のいる家の養子になってみたい笑 ◆以下ネタバレ◆ ラストはDC感を全面に押し出す展開。スーパーマンのカメオ出演に、エンドロールでのバットマンやアクアマン、ワンダーウーマンにフラッシュ、DCフルキャストのコミックタッチでの登場にファンは感動間違いなし。エンドゲーム公開直前というタイミングは、DCのなけなしで世間に刺したそれこそバットラング(劇中に登場したバットマンマーク型のナイフ)なのだけど、個人的にはDCを応援したくなる。 ラストのおまけ映像を見る限りは続編もありそう。次作にも期待!
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