レビュー
【ダンボに萌え死ぬ映画笑】 くしゃみで宙に浮いてしまうダンボ、何度飛んでも上手く着地できないダンボ、ピエロ顔のダンボ、リズムに乗って揺れるダンボ、難しい事は考えず、ダンボに純粋に萌え死にできる映画笑。 ◆概要 アニメ映画「ダンボ」('41)実写化作品。監督は「チャーリーとチョコレート工場」のティム・バートン。出演は、「マイノリティ・リポート」のコリン・ファレル、「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエバ・グリーン、「スパイダーマン ホームカミング」のマイケル・キートンら。 ◆ストーリー サーカス団に飼われ、大きな耳を使って空を飛ぶことができる小さなゾウの子ども「ダンボ」が、引き離された母親を助けるため、サーカス団の家族の力を借りて新たな一歩を踏み出す。 ◆感想 期待を裏切らないファミリー映画。分かりやすい勧善懲悪と、何よりダンボの可愛さが光る。 くしゃみで宙に浮いてしまうダンボ、隔離されても母ゾウに寄り添うダンボ、ピエロ顔のダンボ、何度空を飛んでも上手く着地できないダンボ笑、子ゾウの可愛さがまあ満載。特に象バブルの演出でリズムに乗って喜ぶダンボの可愛さは破壊力抜群でした! ストーリーも勧善懲悪&子供達のメッセージが明確でいい。ダンボを使い金儲けを企む輩は滅び、それぞれの家族はそれぞれの家族の形に戻る。動物を檻から出し、生き生きとしたサーカスへ。ダンボも本来の群れと合流し、生き生きと羽ばたく。ディズニー映画のオハコな明確メッセージはいつも、いい映画を見た気分にさせてくれる。 いくつか出てくる言葉遊びも面白い。“DEAR BABY JUMBO”のJが落ち、そこにDがハマる事で“EAR BABY DUMBO”(耳のダンボ)、悪役が作った“DREAM LAND”は、ラストにはDが落ちて“REAM LAND”(戒め)。原作か製作側かは置いといて、工夫が見える演出は見ていて楽しい。 中身を見る限り、父親のホルトが片腕である必要はなかったように思えるけど、戦争が当たり前だった当時の時代背景の、原作から変えられなかった部分かも知れない。せっかくなら片腕だからこそこんな事が出来る、秀でるみたいなこの映画のメッセージに1つ加える工夫があっても良かった気がする。 人にしても安心して見られるザ・ディズニー。しっかりほっこりできました!
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