レビュー
かなり昔に原作既読。思い出補正が強いけど、話としては好き。歪んだ幸福、ありふれた救いから始まる、救いのない悲しい話。トリック自体は私のようなボケ視聴者にも分かりやすく、それが逆に石神のひっかけ問題を裏づけていく。そんなところまでもがシナリオだとは思わない。どうしてそこまでする? と何度も思わされるが、命を救われ人生を照らされ恋を知った不器用な男は、どうしてもそこまでするんだなと、ガンガンと納得させられる。ガリレオなのに湯川の存在感が薄いのがちょっと残念だが、友情は最後まで本物だったのが救い。「なぜ12月2日のことばかり〜」という台詞の言い回し、好き。
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