レビュー
餅太郎

餅太郎

5 years ago

3.0


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ペパーミント・キャンディー

映画 ・ 1999

平均 3.6

運命に翻弄されると言うけれど、人は誰しも小さな選択を繰り返しながら生きているんだと気付かされる作品。 主人公キム・ヨンホの帰郷、同窓会風のシーンから過去へ向かって物語は進んでいきます。映画開始30分くらいは話がかなり見えにくいので飽きそうになりますが、その後はトントン進むので我慢して見てください。 鉄道の上をカメラは時間を遡りながら一つ前の時間へ。車道を走る車、歩く人々、闊歩する野良犬、民家の煙突からの煙....よく見ると全部逆再生でとても印象に残ります。 1999年の40代から逆行して1979年20代までを映画『シルミド』のソル・ギョングが完璧に演じます、違和感が全くなくて怖いくらいです。本当に凄い役者さんだなと思う。作品の公開が1999年だから撮った時は32歳前後ですね。2018年の『殺人者の記憶法』も演技が半端ないのでオススメです。 さて、主人公は兵役時代に女子高生を誤射により死なせてしまい、その事が大きく彼の人生を変えてしまっていますが、この時代背景『1980年の光州事件』が日本人にはちょっと分かり辛く薄い認識の部分です。そんなあなたは2017年の韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を見てみましょう。 余談ですがソル・ギョングの現在の奥様は、ドラマ『ホテリアー』のヒロイン、ジニョン役のソン・ユナですね。へぇ〜。(内容と何も関係なくてごめんなさい) 性描写が少しあります。人生を振り返る世代の大人向けです。ミドルエイジ以降の方、そしてこれは男性向けの作品だと思います。