レビュー
2021/3/9 黒澤明監督作品、観賞2本目。 江戸時代、庶民のための診療所を舞台にした人間ドラマ。『赤ひげ』とはこの診療所を仕切る豪傑の医師。 音声がこもっているので字幕付で観たんですが、『癒す』と書いて『なおす』と読むんですね…まさにその通りの話。 ◆ “憎むべきは貧困と無知”。金持ちから多額の診療費を巻き上げ、弱き者を助ける。(ブラックジャックの原型?) 赤ひげ先生の人間力、何より、戦闘能力の高さにビックリ。悪党を散々痛い目に合わせた後の『乱暴は良くない。医者はこんなことをしてはいけない』に笑った。シリアスとコミカルのバランスが絶妙。 ◆ 白黒×時代劇×3時間、、不安だったけど観始めればあっという間。4人の患者のエピソードがオムニバス形式に登場し、それぞれ映画1本ずつ作れるくらい濃厚。退屈な訳なかった…。あと、若かりし日の加山雄三カッコいいです!
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