レビュー
2020.8.30.147 2021.5.30.035.M.Sth 2022.12.24.135.rh 原題“Les traducteurs” 世界中で大ヒットとなったミステリー小説“デダリュス”の第3巻は、世界9ヵ国で同時出版することとなる。そこで集められた9人の翻訳家たち。通信機器は奪われ、監視つきの地下で軟禁状態にされ、2ヶ月間翻訳作業にあたることになる。すべては原稿の流出を防ぐためだが、そこに出版社社長に「お金を振り込まなければ、冒頭10ページをネットに晒す」と脅迫メールが届く。要求はさらにエスカレートし、翻訳家たちは犯人扱いされ疑心暗鬼となっていく。あまり勘が働くほうではないので、ネタばらしや結末に驚きはしたが、期待していたほどではなかったかな。たまにはこういったミステリー系もいい 作中でちょいちょい現れるプルーストの“失われた時を求めて”、リトル・ミス・サンシャインでも叔父さんが推してたし、読んでみようかな。大作だけど。あと、“オリエント急行殺人事件”のネタバレがあるので注意です!まだ読んでないのに!笑 ちなみにこの作品、ダヴィンチ・コード続編の“インフェルノ”が世界同時出版するときに、同じように翻訳家を缶詰めにして作業にあたらせたことから構想を得たんだとか
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