レビュー
cocoa

cocoa

6 years ago

2.5


はじまりのボーイミーツガール

映画 ・ 2016

平均 3.5

母を失って父親と暮らす12歳の少年ヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック)。 同じクラスのマリー(アリックス・ヴァイロ)はチェリストを目指し音楽学校に行くために頑張っていた。 そんな二人の淡い恋を描くフランス青春映画。 マリーは網膜の病気で視力を失いつつある。 家でも学校でも「歩数」を覚えて歩いている。 そんな秘密を知ったヴィクトールが憧れていたマリーに寄り添い支えるのですが…。 とにかく男の子ヴィクトールが可愛くて達者な演技力でした。 クルクルした髪で仲の良い友達3人とつるむヴィクトール。 子どもらしさもあり、母のいないさみしさも感じている。 ヴィクトールを育てる父親の存在も良かった。 息子が恋をしていると知ると「愛は目に表れる」と助言。 「大切なことは諦めるな」と息子に教える父親でした。 父親とヴィクトールが母の遺品である服を処分(寄付)して、一歩進んでいこうとするシーンが好き。 さて、後半のマリーとヴィクトールの家出や音楽学校の試験でもあるオーディションの流れはちょっと急ぎすぎる展開かも? ラストのマリーの演奏で終わるのもいかにもフランス映画らしい。 視力はどんどん衰え、この先きっと入院するのだろうけどどうなるかはわからない。 ヴィクトールの可愛さだけで最後まで観た作品でした。