
my life

初恋~お父さん、チビがいなくなりました
平均 3.1
ココんとこ、ホラー映画ばかり観ていたので、少しは癒しを求めたい気分。猫を愛でようの日でもあるので「初恋~お父さん、チビがいなくなりました」を初鑑賞してみた。 ふ~む、猫の鳴き声を聞くだけでも気持ちが安らぐ。それが普段観ている映画の中で聞こえてくるなら、尚更だ。映画×ネコは個人的にはたまらない一時。 黒猫のチビ。やはり真っ黒ネコも可愛いらしい。13~14歳のメス猫みたい。このぐらいの年代のネコが尊いのかも知れない。もっと上の年代は更なる尊さがあるけども。 煮魚が好物って… いやはや、粋やねぇ。 余談やけど、プロフ画像の我が家にいた猫は18歳まで生きた。人間の食べ物は基本的には食べなかったけど。死期を悟ったような行動が目立つようになったのを思い返すと少しばかし切ないかな。 さてと、プライベートな話はさておき、本作は倍賞千恵子と藤竜也がメインを飾る。まぁ、渋い人選やんね。倍賞千恵子は日本アカデミーで女優賞を受賞したばかりのタイムリーなヒトなのだ。 本作もしっかりと、地に足をつけたような演技を披露。黒猫チビを愛おしく想う気持ちは十分と伝わってくる。チビとの距離感も微笑ましい。問題は夫である藤竜也。 カリカリを捨てちまえと怒鳴るシーンは、ちと許せないぐらいの不快感。たった今、昭和の世界からタイムスリップしてきたかのような不器用極まりない頑固一徹な夫。 だから、その分…染み入るものが大きいもので。シンプルに涙を誘われる。そうなるとは分かってるけど、ギャップ萌えしまくるやん。まさしくタイトル通りの模様。 黒猫チビの失踪と夫婦の絆。 この二つの組み合わせは思いのほか良かった。何だか末長く幸せになって欲しいと願うような内容とも思える。ところで、夫の日常で2つほど気になったシーンがあったけど。ソレを踏まえて、こちら側に委ねられたのかな。 最後に気になるシーンといえば、モノクロームの回想シーン。駅構内で牛乳を飲み干すって…当時は普通やったのかな。昭和の日常が、今はまるで非日常なのも実に興味深いと思う今日この頃。