レビュー
12世紀に起きた十字軍によるエルサレム防衛戦を描いた歴史大作です。 さすが巨匠リドリー・スコットだけあって極めて格調高い作品に仕上げています。 本作の優れているところは十字軍=善、イスラム=悪というステレオタイプに陥らずサラディン以下のイスラム側も高潔に描いていることです。その結果、人間がエルサレムを巡って1000年もの間、醜い争いを続けていることの愚かさ、悲しさを際立たせているのです。
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